車のキズをタッチアップペンや缶スプレーを使って自分で修理するときに必要な知識(DIY)

車に付いたキズを自分で修理しようと考えるなら、まず最初に、修理しようとする車の塗装が、どのような構造になっているかを知っておくことが重要です。

これを知らないと、キズの状況にあった正しい修理方法を選択できないばかりか、せっかく修理したにもかかわらず、十分な結果が得られず、場合によっては思わぬ失敗につながりかねません。また、失敗したときのリカバリーにも役立ちますのでしっかり読んで知識をつけた上で修理に挑んでください。

ここでは、車の塗装を自分で修理(DIY)する際に最低限必要になる、「車の塗装の種類と構造」について解説しています。

塗装構造のイメージ図は、新車の状態を表しており、補修塗装されている場合とは異なる場合があります。また、「下地塗装」は、補修塗装されていなければ、どの塗色もほぼ共通していますので簡略化し、「上塗り塗装」に焦点を当てて作成しています。なお、「下地塗装」の厚みは「上塗り塗装」と比べ薄く表示されています。

ひでぃー

「下地塗装」とは、「電着プライマー」「下塗り(プライマー)」「中塗り(サフェーサー)」のことをいいます。

「上塗り塗装」とは、その上に塗装されている「カラー層」「パール層」「クリア層」などのことをいいます。

基本的な塗装構造は、大きく分けると「(1コート・2コート)ソリッド」、「メタリック」、「2コートパール」、「3コートパール」の4種類に分けることが出来ます。これだけでほとんどの塗装構造を網羅できますので、これらに絞って説明します。

その他、特殊な塗装方法に「キャンディー塗装」や「濁し塗装」「下色塗装」など様々あります。また、レクサスやセンチュリーなどでは、一部の塗色で、塗装が何層にも重ねられているなど特殊な構造になっているものもありますが、これらについてはここでは説明しません。

ここでは、修理する際の知識として理解しやすように「(1コート・2コート)ソリッド」、「メタリック」、「2コートパール」、「3コートパール」を、塗装の塗り重ねの層数に応じて「1層構造の塗装」、「2層構造の塗装」、「3層構造の塗装」に分けて説明します。

日頃のお手入れ方法も示しておきます

1層構造の塗装

ここでは、「上塗り」塗装が1層構造になっている塗装を説明します。該当する塗装は「1コートソリッド」です。

1コートソリッド

構造のイメージ図

構造の特徴

「ソリッド(カラー)」とは、塗料の中に「メタリック」や「パール」を含まない、単純な「白」「黒」「赤」などの塗色のことです。「ソリッド(カラー)」は、その構造から「1コートソリッド」と「2コートソリッド」の2種類に分けることが出来ますが、そのうち、1層構造になっているものを「1コートソリッド」といいます。

この塗装構造は、「上塗り」部分が「カラー層」の一層のみで、「カラー層」の上にクリアが塗装されていない構造になっています。この「1コートソリッド」の場合「カラー層」に使用される塗料は、「クリア層」に使用されている塗料と同じ「2液型ウレタン塗料」が使用されているのですが、その中に着色顔料を含んでいるため、耐候性に劣るこという欠点があります。さらに、耐候性に優れた「クリア層」が塗装されていないため、時間経過とともに紫外線によって劣化が進み、徐々にツヤがなくなっていきます。チョーキングが発生する場合も多く、洗車をするとスポンジに塗料の色の付くはこのためです。

ひでぃー

チョーキングとは、塗装表面の樹脂が紫外線などで劣化し、顔料が露出して粉状になることです。

現在、商用車(トラック、バンなど)には採用されていいますが、乗用車ではあまり見られなくなりました。

郵便配達の「赤い軽バン」や宅配業者さんがよく使っている「白い軽バン」、商用の「白いハイエースバン」、会社の営業などで使われている「白い乗用車バン」など、これらの塗装が、ツヤがなく、くすんで見えるのはこのためです。

ひでぃー

下で説明しますが、「クリア層」があることで、ツヤ感が長持ちし、洗車メンテナンスも楽になります。メーカーオプションで設定してくれれば、需要はあると思うのですが・・・

色の特徴

この塗色の特徴は、「メタリック」塗装や「パール」塗装と異なり、光源(太陽やライト)に対してどの角度から見ても色の変化がないのが特徴です。

日頃の手入れの方法

上で説明したように、この塗装は耐候性が低く、時間経過とともにツヤがなくなり、くすんで見えるようになってきます。「ワックス」を塗ることで、それに含まれる油分(蝋)によって、なくなったツヤを補うことになります。ただし、ワックス(油分)は大気中の油分や汚れと引っ付きやすく水アカの原因になります。

コーティングを施工する場合、その種類にもよりますが、経年で劣化が進みツヤがなくなった状態のまま施工したとしても、ほとんどの場合ツヤが戻りません。コンパウンドとポリッシャーを使って、劣化した塗装表面を磨いて削り取り、ツヤが戻った状態にしてからコーティング施工することになります。ただし、塗装の劣化が早いため、折角のコーティングも早い段階でその劣化した塗装とともに剥がれ落ちてしまいコーティングの効果は長くは持続しないでしょう。

自分で塗装する(DIY)

注意

「タッチアップペン」や「缶スプレー」の色は、個々の車体に合わせて調色されてないため、基本的に合わないと考えてください。

これらは「アクリルラッカー塗料」といわれる塗料です。プロが使用する「2液型ウレタン塗料」とは性質や性能が大きく異なります。耐候性に劣る上、仕上がりのツヤ感も異なるため、元の塗装と同じように直るとは考えない方がいいでしょう。

メリットは、シンナーで拭き取ることができるので、失敗してもやり直せることです。

タッチアップペンで塗装

この塗色は、カー用品店やホームセンターでほとんどの色が販売されていると思います。

修理方法はこちら(ただいま作成中です。完成しましたらTwitterで報告しますので、ぜひフォローしておいてください。)

缶スプレーで塗装

缶スプレーにおいても、カー用品店やホームセンターでほとんどの色が販売されていると思います。この塗色は「メタリック」や「パール」と違い、塗り方や塗装条件による色の変化がないので塗りやすい塗色と言えますが、そもそも缶スプレーによる塗装自体がとても難しいため、おすすめしません。ほんとに「色だけ付いてればいいんだ」というならやってみてもいいかもしれませんが、元の塗装のように塗るのは缶スプレーでは無理でしょう。しっかり練習すれば、そこそこには仕上がるかもしれません。

塗装条件とは、「スプレー(ガン)の特性」、「シンナーの揮発スピード」、「塗料の希釈率(粘度)」、「エアー圧」、「外気温」、「(塗り)パターンの重ね幅」、「スプレー(ガン)の吐出パターン」、「塗料の吐出量」、「対象物とスプレー(ガン)の距離」、「スプレー(ガン)の運行スピード」、「塗装と塗装との時間の間隔(インタ―バル時間)」など多くの条件があります。

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その他の注意点

この塗装は1層構造のため、他の塗色より膜厚が薄くなっています。さらに、もともと硬度が低く柔らかいのが特徴で、劣化が進みさらに状態が悪くなった塗装を、耐水ペーパ(サンドペーパー)やコンパウンドで磨くと、あっという間に塗装が剥げてしまうことがあるので注意が必要です。

2層構造の塗装

ここでは、「上塗り」塗装が2層構造になっている塗装を説明します。該当する塗装は「2コートソリッド」、「メタリック」、「2コートパール」の3種類になります。

2コートソリッド

構造のイメージ図

構造の特徴

この塗装構造は、上で説明した「1コートソリッド」の「カラー層」の上に、「クリア層」を塗装してあることです。現在、乗用車における「ソリッド塗装」は、この塗装構造が主流になってきています。欧州車では早くから採用されており、「1コートソリッド」が主流であった国産車に比べ発色が良く見えたのはこのためです。日本で多くなってきたのは2010年以降ではないでしょうか。

何といっても一番のメリットは、塗装の一番上に耐候性に優れた「クリア層」があることで、発色が良く、紫外線による劣化が少なく、長期間塗装のツヤを維持できることです。それによって、「1コートソリッド」のようにツヤを補うためにワックスを塗る必要がなくなりました。メンテナンス方法も「ワックスを塗る」から「コーティングをかける」に変わり、メンテナンスにかける時間が短くて済むようになりました。

「1コートソリッド」と「2コートソリッド」との見分け方

ディーラーに確認するという方法がありますが、即答できる人はほとんどいないでしょう。

「1コートソリッド」である場合、塗装の劣化が進んでいるなら、洗車するとスポンジに塗料が付くので分かりますが、そうでない場合は耐水ペーパーで軽く磨いてみるという方法があります。やり方は・・・(編集中)

色の特徴

この塗色の特徴は、「1コートソリッド」と同様に光源(太陽やライト)に対してどの角度から見ても色の変化がないのが特徴です。

クリア塗装されているため、「1コートソリッド」と比べ、ツヤ感があり、発色が良い(きれい)のが特徴です。

日頃のお手入れの方法

上の説明のように、耐候性に優れた「クリア層」が塗装されいるため、ツヤが長く持続します。そのため、ワックスではなくコーティングを施工されている方が多いと思います。日頃のお手入れは、コーティングの説明書の記載通りに行えばいいでしょう。

「1コートソリッド」時代の名残(習慣)で、クリアが塗装された車であっても「ワックスを塗る」方がいます。ワックスを塗ると、油分(蝋)特有のテカリと水弾きを得ることが出来ますが、ワックス(油分)は大気中の油分や汚れと引っ付きやすく水アカの原因になるので、おすすめしません。

自分で塗装する(DIY)

注意

「タッチアップペン」や「缶スプレー」の色は、個々の車体に合わせて調色されてないため、基本的に合わないと考えてください。

これらは「アクリルラッカー塗料」といわれる塗料です。プロが使用する「2液型ウレタン塗料」とは性質や性能が大きく異なります。耐候性に劣る上、仕上がりのツヤ感も異なるため、元の塗装と同じように直るとは考えない方がいいでしょう。

メリットは、シンナーで拭き取れるので、失敗してもやり直すことができることです。

タッチアップペンで塗装

この塗色は、カー用品店やホームセンターでほとんどの色が販売されていると思います。「2コートソリッド」だからと言って、クリアを塗る必要はありません。その理由は、一般ユーザー向けに販売されている「アクリルラッカー塗料」はその性質上、カラー層だけでも若干のツヤが出るため、上からクリアを塗っても見た目に変化がないからです。

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缶スプレーで塗装

缶スプレーにおいても、カー用品店やホームセンターでほとんどの色が販売されていると思います。この塗色は「メタリック」や「パール」と違い、塗り方や塗装条件による色の変化がないので塗りやすい塗色と言えます。しかし、それは「メタリック」や「パール」と比べて塗りやすいという事であって、決して簡単に塗れるということではありません。そもそも缶スプレーによる塗装自体がとても難しいため、おすすめしはません。

クリア塗装は「タッチアップペン」と同様に必要ないでしょう。

補足しておくと、現在プロの多くが使用している塗料(ベースコート/クリアコートシステム「1K/2K」)の「カラー層」に使用されているのも、同じ「アクリルラッカー塗料(1液型)」に分類されるのですが、一般ユーザー向けに販売されている「アクリルラッカー塗料」とは性質や性能が異なり、「カラー層」だけでは全くツヤがない状態です。クリアを塗装することを前提に設計されているため、この場合はクリア塗装が必須になっています。

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メタリック

構造のイメージ図

構造の特徴

「メタリック」の「カラー層」に使われる塗料には、細かなアルミ片が混ぜてられています。もし、「クリア層」を塗装せず、「カラー層」のみが塗装された状態だと、そのアルミ片が外に露出したままの状態になります。その状態で塗装表面を手で触るとザラザラしていて、全くツヤがない状態ですので、クリアの塗装は必須になります。

こちらもクリアが塗装されているので、耐候性に優れており長期間ツヤが持続します。

色の特徴

この塗色の特徴は、光源(太陽やライト)が塗装面に映り込むように見ると、その光がアルミ片に反射し、眩しくキラキラ光って非常に明るく見えます、逆に光源が映り込まない方向から見ると、反射して見える光が少なくなり、それよりも暗く見えるようになります。

「メタリック」は、塗り方や塗装条件によってアルミ片の並び方(傾き)が変わり、色の明るさが変化するという特徴があります。

日頃のお手入れの方法

上の説明のように、耐候性に優れたクリアがが塗装されいるため、ツヤが長く持続します。そのため、ワックスの代わりにコーティングを施工されている方が多いと思います。日頃のお手入れは、コーティングの説明書の記載通りに行えばいいでしょう。

何度もいいますが、クリアが塗装されている車にワックスを塗るのは、水垢の原因になるためお勧めしません。

自分で塗装する(DIY)

注意

「タッチアップペン」や「缶スプレー」の色は、個々の車体に合わせて調色されてないため、基本的に合わないと考えてください。

これらは「アクリルラッカー塗料」といわれる塗料です。プロが使用する「2液型ウレタン塗料」とは性質や性能が大きく異なります。耐候性に劣る上、仕上がりのツヤ感も異なるため、元の塗装と同じように直るとは考えない方がいいでしょう。

メリットは、シンナーで拭き取れるので、失敗してもやり直すことができることです。

タッチアップペンで塗装

この塗色は、カラーのバリエーションが多く、マイナー(特殊)な色は販売されていないことが多いでしょう。

上で説明したように「メタリック」塗装は、塗り方や塗装条件によって、色の明るさが変化します。「筆塗り」であっても同じように、その塗り方によって変化するので、仮に車に合わせてキッチリ調色されていたとしても、色が合わないと考えるべきです。

クリアを塗るかどうかは好みの問題です。わたしは塗らない派です。その理由と修理方法の記事で解説します。

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缶スプレーで塗装

タッチアップペンと同様に、カラーのバリエーションが多く、マイナーな色は販売されていないことが多いでしょう。

初めに言っておきますが、「メタリック」を缶スプレーでキレイに塗装するのはとても難しいです。

「ぼかし塗装」する場合、一番問題になるのが「塗装した外側(ぼかし際)が黒くなる」でしょう。この問題は「プロの塗装屋」が補修塗装する場合でも同じように起こるため、非常に気を使いながら塗装しています。それを防ぐ対策をした上で塗装するのですが、缶スプレーではそれが出来ないのです。「ぼかし際が黒くなる」仕組みを理解した上で、「ぼかし剤」をうまく使えば防ぐことが出来るかもしれませんが、なかなか難しいでしょう。

「ぼかし塗装」とは、塗装箇所の周りを、塗料を散らしながら徐々に塗膜が薄くなっていくように塗装する方法です。

「ブロック塗装」とは、塗料を散らすことなく、塗装箇所(ドアなどのパネル)全体を端から端まで塗る塗装方法です。

「ぼかし塗装」ではなく「ブロック塗装」する場合は、また別の問題が出てきます。それは上で説明した、「メタリック」は塗り方や塗装条件によってアルミ片の並び方(傾き)が変わり、それによって色の明るさが変化することです。色の明るさの違いは、隣のパネルとの差に如実に現れます。その他にも「ムラになる」なるなど様々な問題があるのですが、とりあえず「メタリック」の塗装はめちゃくちゃ難しいので、おすすめしません。

なお、「メタリック」はクリア塗装が必須です。「クリア層」がないと「カラー層」のアルミ片が露出したままの状態になり、ザラザラで全くツヤのない塗装に仕上がります。

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2コートパール

構造のイメージ図

構造の特徴

「2コートパール」は、「3コートパール」のように「カラー層」と「パール層」が別々に塗装されているのではなく、2つを混ぜて一度に塗ってあると考えると分かりやすいと思います。ただ、「3コートパール」で塗るべきものを「2コートパール」で塗っても、「3コートパール」の色にはならないので、あくまでイメージです。

こちらも「メタリック」と同様に、クリアを塗らずに「カラー層」のみが塗装された状態だと、その「パール」が外に露出したままの状態になります。「メタリック」ほどではないですが、その状態で塗装表面を手で触ると若干ザラザラしていて、ツヤがない状態ですので、クリアの塗装は必須になります。

また、塗料には「(着色)顔料」と「パール」だけでなく、「メタリック」に使われるアルミ片が入っていることも多くあります。

こちらもクリアが塗装されているので、耐候性に優れており長期間ツヤが持続します。

色の特徴

この塗色の特徴は、塗料に「着色パール」と言われる、表面を着色剤でコーティングした「パール(雲母)」が入っていることが多く、光源(太陽やライト)が塗装面に映り込むように見ると「パール(雲母)」が、着色された色を発色しながら、キラキラと光って見え、逆に光源が映り込まない方向から見ると、「パール」の発色が少なくなり、「(着色)顔料」の色がみえるというものです。

日頃のお手入れの方法

上の説明のように、耐候性に優れたクリアがが塗装されいるため、ツヤが長く持続します。そのため、ワックスの代わりにコーティングを施工されている方が多いと思います。日頃のお手入れは、コーティングの説明書の記載通りに行えばいいでしょう。

何度もいいますが、クリアが塗装されている車にワックスを塗るのは、水垢の原因になるためお勧めしません。

自分で塗装する(DIY)

注意

「タッチアップペン」や「缶スプレー」の色は、個々の車体に合わせて調色されてないため、基本的に合わないと考えてください。

これらは「アクリルラッカー塗料」といわれる塗料です。プロが使用する「2液型ウレタン塗料」とは性質や性能が大きく異なります。耐候性に劣る上、仕上がりのツヤ感も異なるため、元の塗装と同じように直るとは考えない方がいいでしょう。

メリットは、シンナーで拭き取れるので、失敗してもやり直すことができることです。

タッチアップペンで塗装

この塗色は、「メタリック」よりもさらにカラーのバリエーションが多く、マイナー(特殊)な色は販売されていないことが多いでしょう。

この塗色は、塗装方法や条件によって「パール」の並び方が変わり、「メタリック」ほどではないですが、色の見え方や明るさが変化するという特徴があります。筆塗りでも、その塗り方によって変化するので、仮に車に合わせてキッチリ調色されていたとしても、色が合わないと考えるべきです。

クリアを塗るかどうかは好みの問題です。わたしは塗らない派です。

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缶スプレーで塗装

缶スプレーも同様に、マイナーな色は販売されていないでしょう。塗装については「メタリック」ほど難しくはないですが、缶スプレーで塗装すること自体がとても難しいので、お勧めはしません。といっても、ひょっとしたら塗色によっては意外とキレイに仕上がるものがあるようにも感じます。チャレンジしてみてもいいかもしれません。

なお、「2コートパール」はクリア塗装が必須です。「クリア層」がないと「カラー層」の「パール」が露出したままの状態になり、ザラザラでツヤのない塗装に仕上がります。

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3層構造の塗装

ここでは、「上塗り」塗装が3層構造になっている塗装を説明します。該当する塗装は「3コートパール」のみです。

3コートパール

構造のイメージ図

構造の特徴

みんな大好き「3コートパール」です。白に見える乗用車(商用車は除く)のほとんどは「3コートパール」だといっても過言ではありません。なぜか、輸入車にはあまり見られません。

この塗装構造は、「上塗り」塗装の一番下に「(着色)顔料」を塗装した「カラー層(ソリッドカラー)」があり、真ん中に「パール(雲母)」を塗装した「パール層」、そして、一番上にクリアが塗装されています。

こちらもクリアが塗装されているので、耐候性に優れており長期間ツヤが持続します。

色の特徴

この塗色の特徴は、光源(太陽やライト)が塗装面に映り込むように見ると「パール(雲母)」が眩しくキラキラと光って見え、逆に光源が映り込まない方向から見ると「パール層」の下にある「カラー層」の色が透けて見えるというものです。

日頃のお手入れの方法

上の説明のように、耐候性に優れたクリアがが塗装されいるため、ツヤが長く持続します。そのため、ワックスの代わりにコーティングを施工されている方が多いと思います。日頃のお手入れは、コーティングの説明書の記載通りに行えばいいでしょう。

何度もいいますが、クリアが塗装されている車にワックスを塗るのは、水垢の原因になるためお勧めしません。

自分で塗装する(DIY)

注意

「タッチアップペン」や「缶スプレー」の色は、個々の車体に合わせて調色されてないため、基本的に合わないと考えてください。

これらは「アクリルラッカー塗料」といわれる塗料です。プロが使用する「2液型ウレタン塗料」とは性質や性能が大きく異なります。耐候性に劣る上、仕上がりのツヤ感も異なるため、元の塗装と同じように直るとは考えない方がいいでしょう。

メリットは、シンナーで拭き取れるので、失敗してもやり直すことができることです。

タッチアップペンで塗装

この塗色は、それほど色のバリエーションが多わけではないので、カー用品店やホームセンターで販売されていることが多いでしょう。

この塗色は「カラー層」「パール層」「クリア層」に分かれているので、それと同じようにタッチアップペンが3種類に分けて販売されている場合(メーカー)と、「カラー層」と「パール層」を混ぜて一本にしたものが販売されている場合(メーカー)があります。塗装の構造から考えると3本に分かれている方が正しいのですが、タッチアップペンにおいてはどちらを使ってもほとんど変わらず見分けがつきません。私は、混ぜて1本なってる方を使います。その理由は修理方法の記事で解説します。

「タッチアップペン」の場合、クリアを塗るかどうかは好みの問題です。わたしは塗らない派です。理由は同様に修理方法の記事で解説しています。

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缶スプレーで塗装

この塗色は、缶スプレーにおいても、カー用品店で販売されていることが多いでしょう。タッチアップペンと同様に、3種類に分けて販売されている場合(メーカー)と「カラー層」と「パール層」を混ぜて一本にしたものが販売されている場合(メーカー)があります。缶スプレーで塗装する場合は、タッチアップペンと違い、「カラー層」「パール層」「クリア層」に分けて塗装した方が「3コートパール」らしい見え方に仕上がります。しかし、3層構造になっているため塗装の工程数が多く、ぼかし塗装となるとさらに工程数が増えます。実際の補修塗装では、「カラー層」のぼかし塗装の際、「カラー層」の塗料と「パール層」の塗料を、何段階かに分けて割合を変えながら混ぜ合わせ、塗装していきます。そういった理由から、それぞれが別々になっていて混ぜ合わせることが出来ない缶スプレーの場合は、物理的に「ぼかし塗装」が出来ないのがわかると思います。一方、「カラー層」と「パール層」を混ぜて一本にしたものを使った場合は、「ぼかし塗装」に近いことが出来ますが、そもそも「3コートパール」の塗装構造にならないので、仕上がりは元の塗装とは違ったものになるでしょう。

「ぼかし塗装」の代わりに「ブロック塗装」した場合、上で説明しているように、塗装条件によって色の見え方が変化するため色が合わないという事が起こります。いずれにしても、缶スプレーで塗装するのは非常に難しいので、おすすめしません。

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まとめ

いかがだったでしょうか?